後悔!サラリーマンが副業の次に目指してほしい目標

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こんにちは。Hideです。売買不動産歴20年以上 大手不動産会社15年勤務後、関西で不動産会社の代表取締役 現在は賃貸物件のオーナー、投資家、ブログ記事も7年近く書いています。

今回は、現在副業中のサラリーマンの方へ「副業の次」を視野に入れた将来設計を是非考えてほしくて記事を書きました。私自身も以前は平凡なサラリーマン。

アルバイトを探しては副業して収入を得てはいましたが「このままでいいのかな」とぼんやり考えていた一人でした。

この記事時の内容レベル
知っ得度★★★☆☆
重要度★★★☆☆
専門性☆☆☆☆

まずはフリーランス、そして起業を視野に入れてみる

代表取締役は時間に拘束されない

現在副業中のサラリーマンなら共通の認識として「副業って本業より楽しい」逆に「まったく時間が足りない」と言うことに尽きると思います。本業があってスキマ時間に副業をするわけですから当たり前です。

副業を始めたばかりだったり、20代なら楽しいし忍耐力でカバーできますが、時間の浪費と共に本業での昇級や役職が与えられて責任あるポジションに就くとまず継続できません。

これを「企業の罠」と呼んでいました。「徐々に役職を与えて出世させる」👉「認められたい欲求を満たす」👉「更なる高みを目指させる」。

モチベーションをUPさせるのにこれほど簡単な手法はありません。新たに人一人を雇い入れるよりも名刺に数文字の肩書を加えることと多少の給与UPだけで済むのですから。それでだめなら粛清です。

こうした状況で一つの結論が出ました。「サラリーマンを続けるなら役員にならないと意味はない」と。文句を言っているのではありません。

当然右も左もわからない状況からお金を掛けて育てて頂き、さらに給与まで頂いているのですから。いつの時代も「企業に貢献できない社員は不要」なのです。

役員にはなれそうもない」と結論付けたことで退職しました。仕事を通じてお付き合いさせて頂いた取引先で「アルバイトをはじめて1年」後に「フリーランスとして1年」経験を積んでから起業しました。

いきなり起業」に自信がなかったんです。しかも途中で何度も再就職を考えたのも事実です。

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起業を怖がって2年を費やしたものの「もっと早く決断しておけばよかった」と今ではそう思っています。そしてその2年も決して無駄ではなかったとも思っています。そして何より「思う存分副業が出来る」のです。代表取締役って案外「」なんですよ。

代表取締役はなぜ暇なのか

代表取締役の仕事って何をすることだと思いますか?例えば「TOYOTAのCEO」や「ソフトバンクのCEO」は何をしているのでしょうか。おそらく大企業になればなるほど「何にもしていない」んじゃないかと思います。

いかに最小の行動で最大の利益を上げるかを考えるための「暇な時間」を作ることが仕事じゃあないでしょうか。社長自身が車を販売したり携帯電話を造ったりしてないでしょ。

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会社の大小や業種によって多少の違いはあるにしても、やっぱり代表取締役って「」なんですよ。逆に言うと「暇でなければいけない」んです。ただし「」=「」ではありません。

」って結構忍耐力がいるものなんです。代表取締役の中のはこの「」に耐え切れなくてついつい自らが動いてしまい、「勝手に忙しくさせている」方も多いと思いのではないでしょうか。

具体的な普段の仕事内容(不動産を下取りして加工再生したのち販売する仕事と、土地を購入して住宅を建築して販売する仕事)を挙げてみます。開業して3年目頃(約2,400万円の利益が出た年)の内容です。

仕事内容作業件数Av必要平均時間
買い取る不動産を見に行き、買取価格を算出10件/月3時間×10件=30時間
銀行・建築士等各士業・リフォーム会社と打合せ2件/月7時間×2件=14時間
売買契約2件/月2時間×2件=4時間
決済引渡2件/月1時間×2件=2時間
銀行・建築士等各士業・リフォーム会社と進捗確認2件/月2時間×2件=4時間

ざっとこんな感じです。というかこれ以外ほとんど何もありません。合計54時間を8時間で割ると「約1週間分だけ仕事をしている」ことになります。ポイントは「10件物件を見に行って購入は平均2件」だと言うことです。

交渉不成立で買えないことの方がざらです。もし購入が0件だったらほとんど「」というわけです。

ですが逆に「10件購入できた場合」は単純に5倍の時間が掛かります。「だから暇にしておく必要がある」と言うことです。

サラリーマンは本当にノーリスクなのか

ノーリスクというリスクがある。「No Risk No Life」

サラリーマン時代、先輩社員の一人にこう言われたことを今でも忘れません。「俺たちサラリーマンは普通に生活するなら借金をすることはない」と。忘れたくても忘れられない理由があります。その二日後に亡くなられたのです。

その後数回転職しましたが、同期の社員の中にも同じようなことが起こりました。恐らく「プレッシャー」に押しつぶされたのだと思います。どちらも一部上場企業でした。

一見恵まれた環境で仕事をしていると思われがちですが、見た目と現実がここまで違うのかと驚愕した事を思い出します。

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サラリーマン時代「リスク」について深く「考えたこと」はありませんでした。一体何を「リスク」に「感じていた」のでしょうか。私の場合はこんな感じでした。

  • 採用された会社に行けば自分の机や椅子があって仲間や上司、会社に守られている
  • 秩序と一般常識によって守られた会社で少しでも安心できる生活環境が維持できる
  • 社会集団の組織の中にいるだけで安心できるし普通に社会が受け入れてくれている

また「周りの皆がそうして生きている・みなと合わせていく方が楽だし安心」と思い込み「これらを失うこと」が漠然と「リスク」と感じていました。ですが今ははっきりと違うといえます。

リスク」=「危険」ではなく「こわい」ということなのです。

この言葉の意味するところは全く異質なもので、「危険」は死に直結しますが「こわい」は回避できます。「こわい」と感じる事が出来るのであれば事前に調査や準備ができるはずです。

誰も「失敗してやるぞ!」などと考えて行動する人はいませんから。「危険」は冒し、「リスク」は背負うと言うことです。しかもそのリスクは案外軽いものです。

転職を考えた時に下記のようなことを考えました。

  • 転職先が上手く見つかるだろうか
  • 転職先は本当に今より良くなるのか
  • 転職先で上手くやっていけるだろうか
  • 転職先で今のスキルを活かせるだろうか
  • また転職を繰返すようなことにならないか
  • 転職先の人間関係を一から構築できるだろうか
  • 転職自体が大変だし面倒だしどこも一緒だと思う
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転職リスク」とは思っていても「転職危険」とは思いませんでした。転職に失敗したら死ぬかもしれないとは思いませんね。

しかも転職してもいないうちから、後ろ向きの事ばかり考えてました。ひょっとしたら「メチャクチャ良かったぁ!」ってなるかもしれないじゃないですか。だから「No Risk No Life」です。

30代ではまだ早い 40代では遅すぎる

少しでも起業を考えた方なら一度は思ったかもしれない「いつ始めるか」といった悩み。

  • 今すぐじゃなくてもいいかな
  • もう少し準備資金が貯ってから
  • 起業するためのノウハウから
  • 世の中の景気が良くなってから

私の場合はこんな感じでした。しかしこれでは全く起業するに至ることはありませんでした。

  • 今すぐじゃなくても何時からするのか具体的に決めてない
  • サラリーマンがお金を貯めるには時間が掛かるし、いくら貯めるか決めてない
  • ノウハウ本を読めば読むほど警戒心が強くなる
  • 世の中の景気は何時良くなるかなどわからないし、どの程度で「良い」と判断するかを決めてない

個人的に少し乱暴な言い方をすれば、「10代で独立」が最強で最高の時期だと思います。それは「経験が邪魔をする」からです。

もちろん医師などの専門職の場合は別ですが、右も左もわからない状況で何の知識もない状態のまま独立は無謀というか危険ですが、たった一人で行うわけではありません。

サポートしてくれる方が近くに居れば「心配で気が気じゃない」といって手を差し伸べてくれると思います。私だったら迷わず差し伸べます。

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取引先の社長に「三人息子は全員10代で独立させた・手助けもしてない」といってニコニコしている方もいました。そんなことをいっても「やる・やらない」の前に10代で起業するなど思いつきもしない方が大半ですよね。

転職先の求人募集欄に昔は年齢制限成るものがありました。既に撤廃されていると思いますがそのほとんどが「35歳まで」といった内容だったと思います。

今でも募集企業側は35歳までを採用基準に持っていると思います。言わないだけですが。ここを一つの節目に考えるのが良いのではないかと思います。

10年以上は社会に出て一般常識は備わっているでしょうし、ビジネスの何たるかもわかっており、なんにでも興味を持ち、躍動的で飛躍するタイミングだと私は思います。逆にこの時期を逃せば起業は遠のいていくかもしれません。

起業して良かったこと、悪かったこと

時間的自由を手に入れる事ができた」とか「経済的自由を手に入れる事ができた」のような一般的なこと以外に起業して「良かったこと」を列挙してみいたいと思います。(順不同)

  • 本気でお客様のことを考える仕事が出来る
  • 自己の責任と判断で物事を解決する事が出来る
  • 仕事に没頭・集中する事が出来る
  • 黒は黒、白は白とはっきり言える
  • 一緒に働く仲間を選ぶことが出来る
  • 異業種の仲間が増える
  • 新規事業に挑戦することが出来る
  • 仕事を選ぶことが出来る
  • 給与を自分で決める事が出来る
  • 残業が無くなる
  • 不満が無くなる
  • 取引先を選ぶことが出来る
  • 経費を使うことが出来る(ココはかなり重要。サラリーマンと格段の差です
  • 通勤が楽になる
  • 板挟みになることが無くなる
  • 無駄な会議が無くなる
  • 他人と比較されることが無くなる

他にもたくさんありますが、次に「悪かったこと」を列挙してみいたいと思います。(順不同)

  • 叱られたり指導してもらうことが減る
  • 売り上げがないと給与もない(原則、決めた給与は取り続けたほうがよい
  • 孤独になる
  • 常に矢面に立ち即断即決を迫られる
  • 時折、不安という影も形もない津波が押し寄せてくる

書きたくないわけではありませんが、思いつくものはこんな感じでしょうか。ちょっと少ないでしょうか?多かれ少なかれ「良かったこと」の方が多いことは事実です。

だからこそ今一度タイトルの通り「サラリーマンが副業の次に目指してほしいこと」として紹介しました。

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不動産業は独立しやすい」確かにこれは事実です。いまやコンビニの件数の6倍近く開業していると聞きます。起業しずらい業種にお勤めの方も多い事だと思います。

ですが諦めたらそこで思考がストップしてしまいます。より良き未来のために今できることを探してみる方が得策だと思います。

まとめ

  • 企業の罠」に早く気付いて、一日でも早く次の行動をとること
  • 代表取締役は実は「」な時間が多いという事実。これは次のチャンスに備えて即行動に移せるように考えてのこと
  • No Risk No Lifeの意味を自分なりに考えてほしいということ
  • 行動に移すべきタイミングを「いつ」するのか決定してしまうこと

このサイトのトップ画面にあるタイトルには今を生きる「道しるべ」今、私たちが向かう「未来の自分」のその先へ 今より「もっともっと」具体的なカタチとなって 今より「colorful」で 「real」な「image」ができたら それはきっと「知ること」で得られる「選択力」 という「チカラ」が、叶えてくれる。

とさせて頂いている通り、この記事がほんの少しでも何かの役に立てたらと願っておます。

無理なくやって今日もHappy!

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